2009年12月 アーカイブ

さざなみ苑 増築工事

こんにちは。さざなみ苑居宅介護支援センター 上嶌です。
昨日は写真無しのブログをアップしてしまったので、今日は写真付きでアップさせて頂きます。

さて、特別養護老人ホームでは、来春ユニット型特養40床を増床の予定があり、只今工事が進んでいます。

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上の写真は今日撮りました。現在まだ基礎工事の段階です。予定では4月完成を目指していますが、滋賀県北部はこれから雪や天気の悪い日が多くなりますので、できるだけ晴れる日が多く、予定通り工事が進んでほしいと思います(^ ^)

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次はトイレの写真、苑の倉庫で木製のプレハブ小屋を作り、便器の位置や手すり位置を、どの高さが良いのか話し合いを続けています。在宅の住宅改修では、それぞれの人に合わせてオーダーができますが、施設は全てにおいて1人の人に合わせて作る訳にはいきませんので、特に手すり位置などはしっかりと決める必要があります。
内装についても、まだこのような段階です。

増床についてのお問い合わせも少しずつ増えてきておりますが、オープン時期や料金等がまだ具体的に決まっておりません。年が明けて来年の2月1日には、料金や申し込みについてもう少し具体的なお話ができるかと思いますので、申し訳ございませんが、もうしばらくお待ち下さい。
なお、現行の従来型特養につきましては申し込みできますので、いつでもおこし下さい。お待ちしております。

また来春採用の新人介護職員さんも募集しておりますので、詳しくはトップページの「平成22年度 介護職員採用情報」をご覧下さい。こちらもお待ちしております。
(2009/12/2)

感染症(ノロウィルス)について

こんばんは。さざなみ苑居宅介護支援センター 上嶌です。
さざなみ苑では毎年、感染症対策としてインフルエンザやノロウィルス苑内発生時を想定した実技研修を行なっています。今年もその様子をアップしようと思ったのですが、事情により今年は全体研修という形では実施しなかったので、写真を撮ることができませんでした f(^ ^:)

ノロウィルスといえば、一時期牡蠣の生食が原因とよくニュースで言われていました。ブランド牡蠣の産地では安全に生食できるよう、いろいろと対策がされているようで(高級すぎてなかなか僕の口には入りませんが)、僕も牡蠣は生か軽く火を通して食べるのが一番美味しいと思いますが、職業上、ここ数年は生食はしないようにしています。

ノロウィルス退治には規程の濃度の次亜塩素酸で消毒するか、中心温度85℃以上で1分以上加熱することですが、中心温度85℃1分間というのは、調理方法としてはかなりしっかりと火を通すことになるので、固くなりますし、旨みも外へ逃げてしまいます。

火を通しても美味しい牡蠣の食べ方はないかといろいろ考えていると、「カキバター」「カキグラタン」「カキのオムレツ」「クラムチャウダー」「カキ入りお好み焼き」「カキのから揚げ」「土手鍋」・・・けっこうありますね。
*ちなみにノロウィルスは「酢」や「アルコール」には強く、退治する効果はほとんどありませんので、注意して下さいね。

本題のノロウィルス対策ですが、まず第一は、当たり前ですが、感染者は一定期間調理に従事しないこと、次に感染者の嘔吐物や排便を決められた方法で、きちんと処理することです。そして確実な手洗いと換気です。この3つを実施するだけでも建物内での集団感染はかなりの確率で予防できます。インフルエンザ予防も、まず基本はうがい、手洗いですので、きちんとした手洗いで2大感染症の季節を乗り切りましょう!

(追加)生食については牡蠣だけでなく、全ての食品で食中毒のリスクはありますし、他の菌や寄生虫のことを考えると、生肉、卵、青魚、淡水魚、貝類、イカ、鮭、シロウオなどの生食にはリスクが全くないとは言えませんので、生食する際は十分な注意が必要といえます。

(2009/12/1 更新)